第２ロスジェネ

第２ロスジェネ

第２期就職ロストジェネレーションのことと思われます。

企業の業績が良い時は、少しでも良い人材を確保しようと、人事担当者は高学歴者を優遇して採用しようとします。

が、一転、業績が芳しくなくなると、新規採用の枠は狭められます。

これは、会社を経営したことのある人間にとっては自然な発想だと思いますが、雇われる側からすれば大変なことです。

特に、社会人としてのキャリアがない学生にとっては、生きるか死ぬかの大問題。将来に描く夢や目標が大きく揺らぐことになります。

しかし、慌ててはいけません。

本来、安定した職業というものはありません。

名の知れた企業でも簡単に倒産しますし、大量解雇、派遣切りということも頻繁に起こります。雇用とは安定しないものなのです。

それを分かった上で、この第２ロスジェネ期に就職活動されるのなら、兎に角、なんでも良いから、社会経験を積むことをお勧めします。

第２ロスジェネ期ですから、内定が決まっても安心できませんから、アルバイトをして、社会の経済活動に参加するのです。

これからは、学歴はそれほど大きな意味をなしません。経験がものを言う時代です。

第２ロスジェネ時代を乗り切るためにも、しっかり地に足をつけて、社会参加する、ということを心がけてくださいね。

（学生さんだけじゃないですね…）